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「ドキドキで動けない!」そんなお子さんが一歩踏み出せるようになるコツ

「家では元気なのに、行事の本番になると急に恥ずかしがって隠れてしまって…」
「新しいクラスになったら、全然動かなくなっちゃって…」
そんなご相談をいただくことがあります。

実は、こうした行動の背景には“初めての場所が苦手”“完璧にやりたい気持ち”“うまくできない不安”など、繊細なお子さんならではの理由が隠れていることがあります。

でも大丈夫。少しずつ「できた!」を積み重ねる工夫で、ゆっくりと自信を育てていくことができるんです。

スモールステップで「したことある」を増やそう

緊張しやすいお子さんには、いきなり本番にポンと入るのは負担が大きいもの。
例えば進級前なら、「今度の先生に先にごあいさつしてみようか?」と声をかけてみたり、「新しいお部屋、どんなところか見に行ってみる?」と提案してみたり。
最初の一歩を小さくして、「できた!」という体験を一緒に積み重ねていきましょう。


「やったことない」が「ちょっと得意かも」に変わる体験のチャンスを

「やったことがないから不安」「失敗したくないからやらない」──そんな気持ちが強いと、新しいことを避けがちになってしまいます。
でも逆に、色々な体験を少しずつでも重ねていくことで、「知ってる」「やったことある」が増えていき、気持ちが軽くなることも多いんです。

親子で一緒に挑戦する時間を作って、「こんなこともやってみたよ!」と誇らしい気持ちになれる体験を増やしていけたら素敵ですね。


心の準備に“予告”と“シミュレーション”を

突然の出来事に弱いお子さんには、「これから○○があるよ」と事前に伝えてあげることが大切です。
映像や写真を見せてイメージを膨らませたり、実際に会場を見に行ったり、ロールプレイをしてみたり…。
たとえば避難訓練前には「こんな音が鳴るよ」とサンプル音を聞かせておくだけでも、安心につながります。

自信を育てるには「できた!」体験がカギ

チャレンジの土台には“自尊心”が欠かせません。
日常の中で「できたね!」「頑張ったね」とたくさん認めてあげることで、「苦手なことも、やってみたら意外とできた!」という前向きな気持ちが育ちます。

完璧じゃなくてもいいんです。小さな成功を一緒に喜ぶことで、少しずつ苦手な場面にも挑戦できる力がついていきます。


指示はできるだけ“具体的”に

「こっちに来て」「あれを取って」など曖昧な表現は、不安になりやすいお子さんにとっては混乱のもとに。
「赤い箱に入れてね」「○○先生の横に座ってね」と、わかりやすく伝えるだけで安心して動けることが増えていきます。


お子さん一人ひとりに合ったサポート方法は違いますが、「安心」「できた」「楽しかった」を少しずつ増やしていくことで、新しい環境でも自分らしく過ごせる力が育っていきます。

もっと詳しくお子さんの様子に合わせた対応を知りたい方は、ぜひお気軽に【kikotto】でご相談ください。
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