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関わりが苦手な子の第一歩。「遊ぼう」が言える魔法の練習法

最近、こんなご相談をいただきました。

「園では楽しそうにしているけれど、お友達と遊んでいる様子が少ないようで…。」

ブロックや電車などの一人遊びばかりしていて大丈夫なのか心配です」

保護者の方にとって、お子さんが集団の中でどう過ごしているのかはとても気になりますよね。とくに周りの子と関わる機会が少ないように見えると、「うちの子、友達とうまくやっていけるのかな…」と不安になる方も多いです。

でも、実はそれ、“今だけ”の大切な成長ステップかもしれません。

🧱一人遊びって実はスゴい!

ご相談いただいたお子さんは、ブロックや電車遊びが好きとのこと。先生のお話では、誘われれば椅子取りゲームや鬼ごっこなどにも参加していて、楽しめているそうです。

つまり、「遊びたい気持ちはあるけど、自分からはなかなか声をかけられない」という状態なんですね。

実はこの“自分の世界でじっくり遊ぶ”という時期は、お子さんの想像力や思考力を育む大事な時間。一人遊びの中で、

  • 「こんな風に作ったらカッコいいな」
  • 「ここにブロックを置いたらバランスが崩れた!」
  • 「線路をこう繋げると面白い!」

と、たくさんの発見や工夫を経験しているのです。


🤝お友達と遊びたいけど、どう声をかけたらいいの?

お子さんは決して「友達に興味がない」わけではありません。むしろ、どう関わっていいのか、どう誘えばいいのかがわからないだけなんです。

そんなときは、ちょっとした練習でグンと変わることがあります!

✨おうちでできる「遊びに誘う」練習法

まずはママ・パパと一緒に練習
 お子さんが遊んでいるときに「遊ぼう」と声をかけてみましょう。うまく言えたら、
 「ありがとう!ママと〇〇したかったんだ〜!嬉しい!」と、しっかり喜びを伝えてください。

今度は親が“誘われる立場”に
 お子さんが大好きなおもちゃで少し離れた場所で遊びながら、「ママはここで〇〇作って遊ぼうかな〜♪」と楽しそうに声を出します。お子さんが気になって近づいてきたら、さりげなく「一緒に遊ぶ?」と誘ってもOK。

「遊ぼう」の一言が楽しい体験になるように
 「遊ぼうって言ったらすごいブロックもらえた!」
 「遊ぼうって言ったら一緒に遊べて嬉しかった!」
 と、“遊ぼう”の成功体験を積み重ねていきましょう。

慣れてきたら「何作ってるの?」「それ、かっこいいね」などの一言コメントも褒めて伸ばしていくのがポイントです。

🌈「できない」より「できている」に目を向けよう

どうしても「お友達と遊べていない」という部分に目がいきがちですが、

  • 一人で考えて素敵なものを作れる
  • 絵をじっくり描いて楽しめる
  • 自分のことは自分でできる

など、今できていることはたくさんあります。それをしっかり認めて、褒めてあげてくださいね。


💬「うちの子もそうかも…」と思ったら

「お友達とうまく遊べないかも」「誘い方が分からないのかも」
そんなお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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