お子さんの「集中力が続かない」を解決!忘れ物激減&やる気アップの3つのポイント
「授業中や宿題、家の手伝いなどでなかなか集中が続かない」「指示されたことを忘れてしまったり、忘れ物が多くて困っています」というご相談が増えています。注意力が続かず、何度も注意されたり叱られたりすると、お子さんも保護者の方もつらいですよね。
今回はそんなお悩みを抱えるご家庭に向けて、具体的な工夫や支援のポイントをまとめました。


📝 事前準備と見える化で「やるべきこと」をはっきりさせよう
注意が散りやすいお子さんには、やることをはっきりさせてあげることが大切です。
- スケジュール表ややることリストを作る
やるべきことや持ち物を紙やホワイトボードに書き出して、目に見える形にしましょう。見返すたびに確認できるので忘れ物や抜け漏れが減ります。
- 時間を区切る
長時間続けて集中するのは難しいので、短い時間に区切って取り組むと効果的です。たとえば「15分勉強したら5分休憩」のように、メリハリをつけてみてください。
🏡 家庭でできる集中しやすい環境づくり
家の中で気が散りやすいものを減らすことも大切です。
- 勉強スペースを決める・整理整頓を心がける
お気に入りのおもちゃやテレビの音など、集中の妨げになるものは別の場所にしまいましょう。勉強机やリビングの一角など、集中しやすい場所を決めておくと安心です。
- 具体例:洗い物の出し忘れ対策
水筒やお弁当箱を何セットか用意しておくと、出し忘れても焦らずに済みます。使い捨て感覚で用意しておくと、失敗しても気持ちの切り替えがしやすくなりますよ。また、体操服などは出さなかったら自分でスプレーで除菌して洗濯するなど、「やらなきゃ!」という気持ちを自然に引き出す工夫もおすすめです。
- 帰宅後の動線づくり
たとえば「洗濯物を出したらリビングに入っていい」というルールを貼り紙で示したり、帰ってきたら必ず通る道に物理的な障害物(パーティションや椅子)を置いて、自然と行動を促す仕掛けを作るのも効果的です。

🪜 小さな成功体験を積み重ねて「できる!」を実感しよう
いきなり高いハードルをクリアしようとすると、失敗や挫折を感じやすくなります。だからこそ、
- 少し簡単にした課題から始める
「これは簡単!できる!」と思えることを積み重ねることで自信が育ちます。
- 徐々に難しさを上げていく
できることが増えると、自然と集中力も伸びていきます。
🎯 モチベーションアップの工夫で意欲を引き出す
人は目の前に「何のためにやるのか」があると集中しやすくなります。
- ポイント制やご褒美システムを取り入れる
例えば、勉強や片付けができたらポイントをためて好きなことをする時間を増やすなど、目標を持たせることでやる気を高めましょう。
🌈 失敗ばかりに注目せず、お子さんの強みを伸ばす視点も大切に
注意力が続かず不注意が目立つことは確かに困りごとですが、
- お子さんによっては「好きなことや興味のあることには驚くほど集中できる」こともあります。
- そんな得意なことや夢中になれることに注目し、肯定的な自己イメージを育てていくことが、心の成長につながります。
お子さんの良いところを見つけ、認める関わりを大切にしてくださいね。
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