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海外に住んでいるけど、言葉が出ない…これって発達の問題?

「海外に住んでいるけど、うちの子言葉が遅い気がする。発達に問題があるのか、それとも環境が影響してるのか、、、心配です。でも頼れる場所もなくて、どうしたらいいのか分かりません。」こんな悩みを抱える親御さんからの相談が増えています。海外に住んでいると、お子さんの言葉の発達に不安を感じること、ありますよね。今回は、海外で生活するお子さんの言葉の遅れがどうして起こるのか、そしてその対応方法についてお話しします。

どうして言葉が遅れるの?

お子さんの言葉の発達には、家庭や周りの環境が大きく影響します。特に、家で日本語をあまり話さず、現地語が主に使われる環境では、言葉の発達が遅れることがあります。多言語環境では、2言語を同時に学ぶため、最初は言葉が遅れがちですが、これ自体は自然なことです。心配しなくても大丈夫な場合も多いですよ。

でも、もしお子さんが現地語でも日本語でも言葉の遅れが気になる場合や、他に発達面で気になる点がある場合は、専門家のサポートを受けるのが良いかもしれません。その場合、早めに対応することで、お子さんの発達をより良くサポートできます。


言葉を促すための基本の3ステップ

お子さんの言葉を育むためには、いくつかのステップがあります。これを少しずつサポートしていくことで、言葉の発達を助けることができます。

  1. 音を真似して言う
    まずは、言葉の音を真似することから始めます。「りんご」と言った後に、お子さんに同じように「りんご」と真似して言ってもらいます。何度も繰り返し練習することが大事です。真似することで、言葉の音を覚えていきます。初めは上手に言えなくても、真似しようという努力を褒めて伸ばしましょう。
  2. 理解して選ぶ
    次に、物の名前の理解を促していきます。例えば、「りんご」と「みかん」の絵カードを見せて、どちらがりんごかを聞きます。最初は少しヒントを出してあげながら、徐々に自分で答えられるように練習します。
  3. 名前を答える
    さらに進んで、「これ何?」と聞かれて物の名前を言えるようにステップアップします。簡単な名詞(例えば「りんご」「犬」)から始めて、お子さんがしっかり答えられるようにサポートします。

海外での言葉の発達、どうしても遅れがち?

海外に住んでいると、日本語が遅れていることがあるかもしれませんが、現地語はしっかり理解しているお子さんも多いです。この場合、日本語の環境を増やすことが効果的です。たとえば、現地語で答えた後に、日本語で「赤いね」と声をかけるなど、日本語に触れる時間を増やしていきましょう。お子さんが無理なく日本語を学べるよう、日本語での絵本を読み聞かせたり、簡単な日本語の歌を一緒に歌ったりすることでさりげなく日本語を使ってあげることが大切です。


相談できる場所は?

言葉の発達に不安がある場合、海外でどこに相談すれば良いのか分からないという方も多いです。例えば、現地で通っている園の先生、学校の先生に相談してみるのもひとつの方法です。先生が気になることを感じていた場合、地域の支援機関や医療機関を紹介してもらえることもあります。

また、一部の国では特別支援が日本よりも充実しているので、支援機関へのアクセスが比較的簡単な場合もあります。日本の支援機関を利用したい場合は、オンライン相談や、日本人向けの支援団体を活用する方法もあります。


最後に

お子さんの言葉の発達に関して心配になることもありますが、焦らずに環境を整えていくことが大切です。無理なく日本語に触れる時間を作り、少しずつ言葉の世界を広げていきましょう。それでも不安が続く場合は、専門的な相談を受けることでより安心してサポートできます。

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