
小学校2年生の男の子のお母さんから、こんなご相談が寄せられました。
📩ご相談内容
「最近、算数の筆算をよく間違えるなと思ってノートを見てみたら、『32+14』を『23+41』に書きかえて計算していたんです。『ちゃんと見てる?』と聞いても、キョトンとした顔。ちゃんと理解してないのでしょうか?それとも集中力の問題?」


お子さんのように、「読む・書く・話す」には特に問題がなくても、「数字」や「計算」だけが極端に苦手な場合があります。これは「計算に関する学習障害」と呼ばれる状態で、脳の特性によって数を正しく見たり、計算のルールを理解・記憶するのが難しいことが原因です。
たとえば以下のようなケースがよく見られます:
こうした困り感は、「やる気」や「集中力」だけでは解決しにくいものです。
実際に上記のご相談のお子さんも、目の前の数字を見ているのに、無意識のうちに順番を逆に書き写してしまっていました。これは視覚的な情報処理や短期記憶の苦手さが関係していると考えられます。
その場では気づかず、計算の答えが間違っても「なぜ合わないのか」が本人にはわからないため、繰り返し同じミスをしてしまいます。本人は真剣にやっているだけに、周囲の「ちゃんと見てるの?」「落ち着いてやりなさい」といった声かけが、さらに自信を失わせてしまうことも。

また別のケースでは、小学3年生のお子さんが「13−8」のような筆算で、「どこからどこに数字を借りるのか」が毎回混乱してしまい、途中で手が止まってしまうことがありました。
これは手順を覚えて順番に処理していく力(作業記憶)や、計算の流れをイメージする力が弱いことで起こりやすく、「引けないから1を借りる」と言われても、それが何を意味するのかがうまく頭の中でつながらないのです。
計算に関する学習障害は、見た目では分かりにくいことが多く、周りから「努力不足」と誤解されやすいのが特徴です。でも、本人の努力ではどうにもならない困り感が背景にあることも珍しくありません。
「何度教えても同じところでつまずく」「計算だけがどうしても苦手」といった様子が見られる場合は、その子に合った支援方法やアプローチを取り入れることが大切です。
お子さんの困りごとは一人ひとり違います。
「計算だけが極端に苦手かも?」「この子のつまずき方、普通なのかな?」と思ったら、まずは専門家に相談してみませんか?
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お気軽にお子さんの様子をお聞かせくださいね。

