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「話すのは得意だけど、うまく伝わらない…?」6歳のお子さんに見られる“説明の順序”のつまずきとは?

最近、保護者の方からこんなご相談がありました。

「うちの子、言葉はたくさん知ってるし、話すのも大好きなんですが、説明がどうも順番バラバラで…。先生からも“状況が伝わりづらい”と言われてしまって…」

実はこれ、語彙力や表現力の問題ではなく、「順序立てて話す力」が育ちきっていないことが原因かもしれません。

👀 見たものをそのまま話してしまうお子さん、多いです

ある絵を見て「何が起きているのか」を説明する練習をしていると、目についたことをどんどん話してしまい、聞いている側は「結局、何が言いたかったの?」となることがあります。

たとえば、電車の中で騒いでいる男の子が描かれている場面。
本当は「騒いでいる→周りが困っている」という流れで伝えてほしいのに、
「帽子をかぶってる!おもちゃ持ってる!外が見えてる!」というように、バラバラに説明してしまうんです。

細かいところに気づける力は素晴らしいのですが、「何が一番大事なのか」「どう話せば相手に伝わるのか」を学ぶ必要があります。

🏠 おうちでできる!“伝わる話し方”を育てるステップ

順序立てて話す力は、家庭でもコツコツ伸ばすことができます。ポイントは、「スモールステップで型を身につける」こと。

📌 ステップ①:まずは“お手本”を用意する

同じ場面の絵を見て、まずは保護者の方が「どう話すか」の原稿を作ってあげましょう。

🗣️ ステップ②:お子さんに“読んで真似してもらう”

最初は原稿を読みながらでOK。
少しずつ、「主語だけ隠してみる」「動詞だけ黒塗りにしてみる」など、ヒントを減らしていきます。

🔁 ステップ③:“見なくても話せる”を目指して繰り返し練習

最終的には原稿なしで、自然に説明できるように繰り返し練習をします。
順番を「①〜②〜③〜」と明示した原稿を使うと、お子さんにもわかりやすくおすすめです。


🌱 話す順番が育つと、自分の気持ちや考えも伝えやすくなる!

順序立てて話せるようになると、お子さんは自分の気持ちを整理して伝えられるようになります。これは、友だちとのトラブルを避けたり、「空気を読む力」にもつながっていきます。

最初は時間がかかるかもしれませんが、大きな力になります。焦らず、お子さんのペースに合わせて取り組んでみてくださいね。


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