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「ご褒美がないと動かない!」3歳の“ご褒美依存”にどう向き合う?

最近、こんなご相談が届きました。

「3歳の子どもが“ご褒美”がないとまったく動いてくれません。着替えも歯磨きも逃げ回ってばかりで…。特に食事中は、絵本やおもちゃを取りに行ってしまい、全然座っていられません。」

確かに、ご褒美(おもちゃやお菓子など)をうまく使うと、お子さんの行動がぐんとスムーズになる場面はありますよね。でも、それに“頼りきり”になると、いざご褒美がない時にまったく動かない…という困った状況にもつながります。

今回はそんな「ご褒美依存」に悩むご家庭に向けて、日常でできるヒントをいくつかご紹介します。

🎯まずは「ごはん=座る」のハードルを下げよう

食事中に座っていられない原因のひとつは、「ごはんそのものが嫌い+座るのも嫌」というダブルパンチ。

そこでおすすめなのは、食事以外の場面から“座る”練習を始めること。たとえば「イスに座ったらスタートするゲーム」や「まねっこ遊び」など、お子さんが楽しめる形で、まずは“座る”ことをポジティブな体験にしてあげましょう。

始めて座れた時には、たっぷり褒めてあげるのも忘れずに!


🪄「すぐもらえる」から「ちょっと待つ」へステップアップ

ご褒美がないと行動しないお子さんの場合、まずは「ご褒美がもらえること」自体が理解できていて、さらに「少し待つとご褒美がもらえる」という経験を重ねることがカギになります。

たとえば、お子さんの目の前におもちゃを置き、「3秒待ったらこれで遊べるよ」と声をかけて、数えると同時にすぐに渡してみましょう。

慣れてきたら時間を少しずつ伸ばしていくと、「すぐじゃなくてももらえる」ことがわかってきます。

🎁ご褒美のバリエーションを増やすのがポイント

ご褒美が限られたものだと、飽きてしまったり、「これじゃイヤ」となってしまうことも。

そこで、「好きなもの」の幅を広げることもとっても大切。以下のようなアイデアを試してみてくださいね。

おもちゃに興味がないお子さんには…

  • シーツブランコや高い高い、くすぐり遊びなどの体遊び
  • 手遊びうた、パペット遊び、バランスボールなど

視覚的なものが好きなお子さんには…

  • 光るおもちゃやシャボン玉、カラーオイルのインテリア
  • カラフルスプリングやビー玉転がしおもちゃ など

遊び方を見せてあげると、急に興味が出ることもありますよ!


🧺食事中の離席には「事前準備」が効果的

食事のたびにお子さんが離席してしまうなら、「好きな絵本やおもちゃをあらかじめテーブルの下のかごに用意しておく」のも手。

「これとこれ、どっちにする?」と選ばせてあげることで、座っている間の楽しみが明確になります。

さらに、「立つ前にリクエストを叶えてあげる」「簡単に離席できないイスを使う」など、環境を整えておくのもポイントです。


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