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アイコンタクト不足⁉“あるはずの動き”を育てる遊び術

先日、1歳7か月のお子さんをお持ちのママから、こんなご相談が届きました。

「自治体の健診では“様子見”と言われたけれど、家での様子を見ると、アイコンタクトも少なく、くるくる回ったり手をひらひらさせたりすることがあって…もしかして発達の凸凹かもしれず、不安でいっぱいです。」

今回は、こうしたお子さんに必要なサポートや受診のポイント、ご家庭でできる工夫をまとめてみました。

🎯 まずは「発語」「アイコンタクト」などの“あるはずの芽”に注目


発達の凸凹(いわゆる発達障がい)の初期のサインは、「特別な動き」があること以上に、「通常よく見られるはずのやりとりが少ない」ことに気づくことが大切です。たとえば…

  • 1歳頃までに見られるはずの動き
    ①ママやパパを見つめる(アイコンタクト)
    ②他のお子さんに興味を示す
    ③笑いかけると笑い返す
    ④名前を呼ぶと振り向く
    ⑤知らない大人にちょっと緊張する
  • 1歳半~2歳前後のステップアップ
    ・「あれ、見て!」と指さす/手を伸ばす
    ・大人のまねっこ遊び(言葉や動作)
    ・自分でおもちゃを持って「見て見て」と持ってくる

こういった「自然なやりとり」が少ない場合は、まずその芽が育っているか、日々の中で観察してみてください。

🩺 “病院での診断”って必要?療育センターはどう利用する?


医療機関での正式な診断は、「受給者証」など必要な手続きを進めたり、専門的な支援サービスを受けたりするために大切です。ただ、自治体によっては医師の診断がなくても、行動の気になる点が認められれば療育センターに通える場合もあります。

  • 診断があると…
    ・公的サービスの利用手続きがスムーズに
    ・専門家のアドバイスや支援プランが受けられる
  • まだ診断がなくても…
    ・まずは地域の親子教室や発達相談へ
    ・気になる動きが出たら「見守り+できることから実践」を

早めにサポートを受けることで、お子さんの二次的なつまずきを防ぎ、ご家庭でもラクに関わるコツがつかめるようになります。


🏠 ご家庭でできる“今日からの工夫”3つ

  1. 遊びの中でアイコンタクトを育てる
    絵本の読み聞かせやおままごとで、ママと目が合ったら「キャッチ!」遊びを。楽しい経験とセットで自然と目を合わせる練習に。
  2. 「まねっこタイム」を取り入れる
    大人のしぐさや声真似を促すと、遊びながら模倣力がアップ。できたら思いっきり褒めてあげましょう!
  3. 短時間の「指さしゲーム」
    机の上にお気に入りのおもちゃを数個並べて、「3つ見つけられるかな?」など、遊び感覚で指さしを引き出してみて。

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お子さんの「発語」「指さし」「おもちゃへのこだわり」…気になるポイントをぜひお気軽にお知らせくださいね!

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