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もうすぐ小学校!ひらがなが読めない・書けない…このままで大丈夫?

「うちの子、年長さんで就学前なのにひらがなが読めない、書けないけど、このままで大丈夫?」こんな不安を抱える保護者の方から、よく相談を受けます。大丈夫、焦る必要はありません!ひらがなの学習は、段階を踏んで進めることが大切です。今回は、楽しく効率よくひらがなを読んだり書いたりできるようになるためのステップをご紹介します。

ひらがな学習のステップアップ法

お子さんの発達段階に合わせて、少しずつ学習を進めていきましょう。楽しみながら学べるトレーニング方法もありますよ!

1. ひらがなのマッチング

ひらがなの学習の第一歩は「マッチング」です。まずは、文字とその形を覚えることから始めましょう。文字の大きさはお子さんによって見やすいサイズが異なるので、お子さんにとって見やすい文字を選んでください。例えば、ホワイトボードに書いたひらがなをカラーコピーして厚紙に貼り、マグネットで遊びながら「同じ形を探す」遊びをすると、自然にひらがなの形に慣れていきます。また、「あひるのあ」など、文字とイラストを一緒に覚える方法も有効です。

2. ひらがなの受容(覚える)

次は、ひらがなを覚えるステップです。お子さんにカードを見せて、「し、ちょうだい」といった簡単な指示を出し、対応するカードを取らせます。最初はイラスト入りのカードで学び、その後は少しずつイラストを減らしていきます。慣れてきたら、カードの位置を変えて、さらに選択肢を増やしてみましょう。好きなアニメのロゴやキャラクター名を使って学ぶと、やる気がアップします!

3. ひらがなの命名(言葉で答える)

次に、ひらがなを見て「これなに?」と聞き、答えを言う練習です。「し」と答えられるようになったら、次はその字を使って単語を読んだり書いたりする練習に進んでいきます。最初はお手本を見せながら少しずつ進め、徐々にヒントを減らしていきます。毎日のちょっとした練習が、大きなステップアップにつながりますよ。

4. なぞり書き

お子さんがひらがなを書けるようになるためには、なぞり書きが効果的です。まずは、簡単な文字からスタート。大きな文字や、ガイドラインが太いものから練習すると書きやすいです。握力が弱いお子さんには、太い持ち手のクレヨンや、力を入れなくても色が濃く出るペンを使うと書きやすくなります。なぞり書きの練習を繰り返し行うことで、だんだんと上手に書けるようになります。

5. 視写・書き写し

視写(見て書く)も大切なステップです。最初は机の上にお手本を置き、それを見ながら書く練習をします。慣れてきたら、少し距離をおいてお手本を見て書く練習をしてみましょう。宙書き(空中で文字を書く練習)も取り入れてみると、もっと楽しく練習できますよ。

6. 実際に書く

最後に、実際にひらがなを「書いてみる」練習です。例えば、「し」を書いてみるという指示を出して、何度も練習します。お手本を見せてから書かせ、徐々にヒントを減らしていきましょう。お子さんの中でそのひらがなをイメージできるように、「しまうまの『し』」など、ユニークなヒントを言葉で伝えると覚えやすくなります。


自宅でできるひらがなトレーニング

  • かるたを使う:お子さんが好きなキャラクターや動物のかるたを作り、楽しみながらひらがなを学んでいきましょう。絵と文字を一緒に学べるので、理解が深まります。
  • アプリで学ぶ:最近では、ひらがなの学習ができるアプリもたくさんあります。ゲーム感覚で楽しめるものも多いので、親子で一緒に取り組んでみましょう。
  • お手本を見せる:お手本を見せることで、お子さんが文字を書くイメージをつかみやすくなります。

最後に

ひらがなを覚えるには、無理せずに楽しみながら少しずつ進めていくことが大切です。お子さんが無理なく学べるように、日常の中でできる楽しいトレーニングを取り入れて、徐々に進めていきましょう。

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お子さんが自信を持ってひらがなを学べるよう、私たちもサポートします。どんな小さな悩みでも、お気軽にご相談ください!

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