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「思い通りにいかないと泣き続ける」お子さんへの接し方に悩んだら…

「お店で欲しかったお菓子を買ってもらえなかっただけで、床に寝転がって大泣き…。周りの目も気になるし、どうしたらいいの?」

こんなご相談、実はとてもよくいただきます。

「思い通りにならなかったときに感情が爆発する」。お子さんにとってはよくあることですが、大人側は毎回疲弊してしまいますよね。
今回は、この“よくあるけど悩ましい”場面にどう向き合えばいいかを、少し整理してみましょう。


💥「泣く・怒る・拒絶する」には理由がある

お子さんが怒りを爆発させたり、泣き止まなかったりするのには、大きく2つの理由があることが多いです。

  1. もともとの特性
     衝動性が強かったり、感情を言葉で表すことが苦手だったりするタイプのお子さんは、気持ちのコントロールが難しい傾向があります。
  2. これまでの経験
     癇癪を起こしたことで大人が対処してくれる体験が積み重なっていると、「泣けばなんとかなる」という学習が無意識に定着してしまうことも。

🔁対応のポイント:「その場」と「その前」で考える

✅その場では…

大切なのは、大人が一緒に感情的にならないこと。
大きな声で叱ったり、「いい加減にして!」と怒鳴ったりすると、子どもはさらに興奮してしまいます。

可能であれば、安全を確保しながら、少し距離をとって見守るのも一つの方法。落ち着くまでそっとしておくことで、気持ちの波が自然と収まっていくこともあります。

✅事前にできる工夫も大切

「これをしてもらえなかったら泣く」という状況が予測できる場合は、あらかじめ伝えておくことでパニックを防げることがあります。

たとえば:

  • 「今日はお菓子は1個だけ選んでいいよ。2個目はまた来週ね」
  • 「やりたくないことがあるときは、“イヤだよ”って静かに伝えてくれたらちゃんと話を聞くよ」

というように、“曖昧さ”をなくして明確に伝えること、感情の表現方法の「代替案」を教えてあげることがポイントです。


🧩言葉でうまく説明できない子もいる

「どうして怒ってるの?」「なんで泣いたの?」と聞いても、お子さんがうまく答えられないこともあります。
それは決してワガママなわけではなく、「自分の気持ちを言語化する力」がまだ育っていないからかもしれません。

そんなときは、絵や写真、カードなど“目に見えるもの”を使って、「これがイヤだったのかな?」「こうしたかった?」と一緒に気持ちを探っていくこともおすすめです。


🌱「その子らしさ」を長所に育てていく

あるお子さんは、はっきりと「イヤ!」と言える子。
一方で、あるお子さんは相手を気遣って本音をなかなか出せない子。
どちらも、素敵な個性です。

大切なのは、周囲の大人がその個性を「どう活かしていくか」を一緒に考えること。
困った行動の奥にある“伝えたい気持ち”を受け止めながら、少しずつ「伝え方」や「感情とのつきあい方」を学んでいけると良いですね。


💬もっと深く聞いてほしい、に応えています

「なんで泣き止まないの?」「うちの子、他の子と違うかも…?」
そんなふうに感じたら、ひとりで悩まずにご相談ください。

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