「お店で欲しかったお菓子を買ってもらえなかっただけで、床に寝転がって大泣き…。周りの目も気になるし、どうしたらいいの?」
こんなご相談、実はとてもよくいただきます。
「思い通りにならなかったときに感情が爆発する」。お子さんにとってはよくあることですが、大人側は毎回疲弊してしまいますよね。
今回は、この“よくあるけど悩ましい”場面にどう向き合えばいいかを、少し整理してみましょう。
お子さんが怒りを爆発させたり、泣き止まなかったりするのには、大きく2つの理由があることが多いです。
大切なのは、大人が一緒に感情的にならないこと。
大きな声で叱ったり、「いい加減にして!」と怒鳴ったりすると、子どもはさらに興奮してしまいます。
可能であれば、安全を確保しながら、少し距離をとって見守るのも一つの方法。落ち着くまでそっとしておくことで、気持ちの波が自然と収まっていくこともあります。
「これをしてもらえなかったら泣く」という状況が予測できる場合は、あらかじめ伝えておくことでパニックを防げることがあります。
たとえば:
というように、“曖昧さ”をなくして明確に伝えること、感情の表現方法の「代替案」を教えてあげることがポイントです。
「どうして怒ってるの?」「なんで泣いたの?」と聞いても、お子さんがうまく答えられないこともあります。
それは決してワガママなわけではなく、「自分の気持ちを言語化する力」がまだ育っていないからかもしれません。
そんなときは、絵や写真、カードなど“目に見えるもの”を使って、「これがイヤだったのかな?」「こうしたかった?」と一緒に気持ちを探っていくこともおすすめです。
あるお子さんは、はっきりと「イヤ!」と言える子。
一方で、あるお子さんは相手を気遣って本音をなかなか出せない子。
どちらも、素敵な個性です。
大切なのは、周囲の大人がその個性を「どう活かしていくか」を一緒に考えること。
困った行動の奥にある“伝えたい気持ち”を受け止めながら、少しずつ「伝え方」や「感情とのつきあい方」を学んでいけると良いですね。
「なんで泣き止まないの?」「うちの子、他の子と違うかも…?」
そんなふうに感じたら、ひとりで悩まずにご相談ください。
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