
先日、「息子がよく転ぶ、ぶつかる、力加減もわからずに困っています」とご相談をいただきました。怪我が多い、動きがぎこちない、そんな姿に親として心配になるのは当然です。
お話を伺うと、どうやら“ボディイメージ”と呼ばれる「自分の身体の動きを頭でイメージして、調整する力」に課題があるようでした。
では、家庭でできる工夫にはどんなものがあるのでしょうか?今回は、遊びながら“身体の調節力”を育むトレーニングをいくつかご紹介します。

重さの感覚を育てるには「本の重さ当てクイズ」がおすすめ!同じサイズで重さの違う本を数冊用意して、お子さんの手のひらに乗せます。目を閉じた状態で「これは何冊分の重さ?」と答えてもらうだけ。身体感覚の調整につながります。
キッチンスケールを使って、1キロぴったりになるように手で皿を押してみるゲームも効果的。「今度は500グラムでやってみよう!」と目標を変えるのも楽しい工夫です。
バラエティ番組でおなじみの「箱の中身当てゲーム」も、実は良いトレーニング。見えない状態で手の感覚だけを頼りに、積み木やおもちゃを当てていきます。指先の繊細な動きを育てるのにぴったりです。
新聞紙をちぎってプールを作り、その中におもちゃを隠します。見本を見せたあと、同じものを手探りで探し出す遊びは、触覚の認識を育てる感覚遊びになります。
2~3メートル先の的(フラフープなど)に、ボールをちょうどよい力で投げ入れる「的当てゲーム」も力加減を学ぶ良い機会に。中心に近いほど得点が高いなど、ルールを工夫すると盛り上がります。
フラフープを投げて、戻ってきたところをキャッチ!最初は難しいですが、「3回連続キャッチで金メダル!」など目標を作ると、達成感もアップ。
「走る→止まる」の動きで、行動に“ストップ”をかける練習になります。ゲーム感覚で“抑制力”を育てられる遊びです。
数人で狭い範囲を早歩き。「誰にもぶつからずに歩けるかな?」と、スピードや距離を自分で調節する感覚を養います。
当たっても痛くない強さを目指す「チャンバラごっこ」もおすすめ。「ちょうどいい力で叩けたら1ポイント!」など声かけで、振り返りながら力加減を体で学びます。
片足のかかとを反対のつま先につけて、まっすぐ歩く。見た目以上に集中とバランス感覚が必要な遊びです。ゴールまで「ふらつかずに歩けるか勝負!」など、ミッション形式で楽しく取り組めます。
いずれの遊びも、「○○ゲームで勝負!」と声をかけると、お子さんも楽しみながら自然にスキルアップが期待できます。「やらせる」ではなく、「一緒にやってみよう」がポイントです。
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