
「うちの子、暇さえあればゲームばっかり!約束しても守らないし、やめさせようとすると大激怒…もう手が付けられません」
そんな切実なお悩みが、ある保護者の方から寄せられました。
お話を伺ったのは、小学1年生の男の子。ゲームが大好きで、放っておくと何時間でも続けてしまうとのこと。宿題もそっちのけで、やめるよう声をかけると怒り出し、親子のバトルに発展してしまうそうです。
「もしかしてゲーム依存症なのでは…?」と心配されるお気持ち、よくわかります。でも、まずは“依存”と決めつける前に、どうしてゲームに夢中になるのか、そしてどうやって家庭での付き合い方を工夫できるのか、一緒に考えてみましょう。


🧠【なぜ約束を守れない?】背景にある“忘れやすさ”という特性
「ゲームは○時までね」と約束しても、守れない…。実はこれは、子どもの“ワーキングメモリ”の特性が関係している場合もあります。
ワーキングメモリとは、「今やるべきことを頭の中にとどめておく力」。この力がまだ十分に育っていないと、目の前の楽しいことに夢中になって、「やめる時間」のことをすっかり忘れてしまうのです。
怒って叱るよりも、やめる時間を“覚えておける仕組み”を一緒に作っていく方が効果的です。
⭐「できた」を積み重ねるトークンシステム
そこでおすすめしたいのが、「できた時」を評価する方法です。
たとえば、約束通り17時にゲームをやめられたら1ポイント。10ポイントたまったら、小さなご褒美(500円分のゲームカードなど)を用意してあげる。これが“トークンシステム”という方法です。
ポイントは、報酬までの道のりを長くしすぎず、子どもが「これなら頑張れそう」と思える範囲にすること。
大切なのは、「やめられなかったときに罰を与える」のではなく、「やめられたときにちゃんとほめる・評価する」ことなんです。

🚗大人側の工夫も大事
・タイマーやリマインダーを活用する
・終了時間前に「あと5分で終わりだよ」と予告する
・場所や時間を区切る(「リビングではやらない」「1時間だけ」など)
・やめられたらすぐに「えらかったね!」とポジティブな声かけをする
こうした工夫を積み重ねていくことで、少しずつ「ゲームと上手につきあう力」が育っていきます。
😤【怒ってしまう時は?】イライラの背景も見てみよう
「やめなさい!」と言われた瞬間に大声を出したり、怒ったりするのは、子どもなりに“もっとやりたかった気持ち”の表れです。
感情が爆発してしまう場面では、無理にやめさせるのではなく、まずは「まだやりたかったんだね」と気持ちを受け止めるだけでも落ち着きやすくなります。
🌱ゲームを悪者にしないで、子どもの“興味”を育てるチャンスに
ゲームは、楽しいだけでなく、集中力や戦略的思考、時には友達とのコミュニケーションにもつながる素敵なツールでもあります。
「うまく付き合う力」を育てることが、長い目で見てとても大切。親子で一緒にルールを見直しながら、安心して楽しめる環境を整えていきましょう。
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