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困った!言うことを聞いてくれなくてイライラしちゃう時の対処法3選【できないことよりも、できることに注目】

更新日 2021.10.12 悩み・不安の共有

「もう何度言ったら分かるの。遅刻しちゃうから早く準備をしなさい!」

毎朝の子どもとのバトル。常に声掛けをしないと準備や片づけをしない子どもにヘトヘトになってしまうこと、ありませんか?気持ちを落ち着かせて冷静に…と最初は我慢していても、親だってイライラしちゃうことってありますよね。この記事では、言うことを聞いてくれない子どもにイライラしちゃう時の、対処法を3つ紹介しますね。

  1. 言っても分からない子ときには、書いて貼っておく

子どもには、視覚優位(目で見た方が情報を得やすい)の子と、聴覚優位(耳から聞いた方が情報が得やすい)の子がいます。もしかしたら、言っても言うことを聞かない子は、視覚優位なタイプの子かもしれません。目で見た方が、頭に残りやすい場合は、紙にやることリストを書きだして貼っておくのも一つです。リストを見て確認する方が、やりやすいってこともあります。

  1. 少しずつ自分で対処出来るように持っていこう

くり返し注意をするのって、注意する側もつかれてしまいますよね。なるべく自分で出来ることを増やすには、声かけをすこしずつ変えていくのも一つです。

1.ダイレクトに「ご飯を食べたら食器を片付けなさい。」と声掛け。

2.子どもの名前を呼んで、食器を指さす。

3.子どもの名前を呼んで(または、目を合わせる)、食器を見る。

4.自分で出来るようになる。

段階ごとに、少しずつ注意の仕方を変えていくと、繰り返して声を張り上げて注意をする機会が減って機会を減らしていくことができるでしょう。より少ない促しでできたときは、しっかり認めてあげることも忘れずに。

  1. やろうとしている時こそ、声かけのチャンス

出来た部分を褒めるのは大切なことです。ただ、なかなか出来たところが見つからないって時には褒めることが難しくなります。そんな時は、やろうと動き始めた時に、すかさず褒めてしまうのも良いでしょう。食器の片付けで言えば、席を立った瞬間でもいいですし、皿を触った瞬間に、「おー今日は、片づけを忘れていなかったね。えらいなー。ちゃんと覚えているなんて。」と声掛け。本当は、本人忘れていたかもしれませんが、関係ありません。良い行動のスタートを切ったとして褒めてしまいましょう。子どもは、やるつもりでは無かったかもしれませんが、褒められた行動を続ける可能性は高くなるでしょう。

お子さんとのポジティブなやり取りを!

子どもの言動にイライラしちゃうことってありますよね。子どもへの注意を繰り返していると、注意をしている自分のことがイヤになってしまうことも。今回紹介した3つのポイントを意識することで、お子さんとのポジティブなやりとりが増えることを願います。子どもができることをどんどん増やしていけると、イライラする時間も減ってくるでしょう。

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