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【ADDS独自コンテンツ】自閉症疑似体験ワークショップ~SBC東京医療大学『発達障害と理学療法士 「できた!」を支える授業』にて~

2025.12.01

自閉症疑似体験ワークショップとは?

視覚情報の入力を制限するオリジナルのメガネと、集音器、軍手を用いた参加型の研修で、自閉症スペクトラム障害の特徴の1つである感覚の特異性を疑似体験していただくことができます。
体験に加え、講義を通じてどういった手助けが有効であるかをグループで話し合ったり、体験で感じたことをシェアしたりすることで、当事者にかかわる機会のあるすべての方に、具体的なアクションを起こすきっかけにしていただくことを目的としています。

SBC東京医療大学 理学療法学科の『発達障害と理学療法士 ―「できた!」を支える授業』

理学療法士(PT)は、子どもたちの「からだの動き」や「生活の中での困りごと」を支える大切な役割を担っていらっしゃいます。授業では、子どもたちの困難をどう見つけ、どう支えるのかを、ワークショップを通して学ばれていました。
後半では、学生同士がペアになり、片方が感覚体験ツールを装着、もう片方がサポート役として支援されており、学生たちは体験で得た感覚をもとに、相手の立場を想像しながら工夫をされていらっしゃいました。

理解から始まる支援へつながる授業

「どんな声かけなら安心できるか」
「どんな工夫が作業をしやすくするか」

ワークショップを通して、たくさんの学びを得ている姿は『その人らしさを引き出せる理学療法士』そのものと感じました!

ADDSが自閉症疑似体験ワークショップで大切にしていること

●ポジティブな相互作用が生む関わり方をヒントに
体験した方が、「障害があるって大変だな、、」という感想で終わることなく、相手の特性を知り、こんな風にすれば伝わるかな?達成感を感じてもらえるかな?ここが得意だから、こんな風にすれば強みを生かせるかな?と、相手とポジティブな関係を築くためのヒントを持ち帰っていただきたいと思っています。
●ともに生きる対等な存在であることの再認識
自分もまた、色んな得意や苦手を持つ人間であることに気づき、うまくいかない時に、相手や自分を責めるのではなく、どんな環境側の工夫があれば、その個人から適切な行動を引きだすことができるのか、考えることが大切です。
●具体的なアクションを起こすきっかけに
自分ごととして参加してください。
まだまだ誤解も多い、発達障害や自閉症スペクトラム障害、みなさんが明日からできることは何かを考えて、ぜひ実行してみてください。

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