滋賀県草津市に本校を構え、発達障害やグレーゾーン、不登校の子どもたちへの専門的な学習・発達支援を多角的に展開されている「株式会社アットスクール」の代表取締役・鈴木正樹氏のもとを訪問し、貴重なお話を伺ってきました。(公式サイト:https://www.at-school.jp/)
アットスクール様は、19年間で延べ7,000人(年間平均350名)もの子どもたちやご家族を支え続け、現在は関西を中心に複数の教室を展開されている、地域における発達支援の先駆者的な存在です。
今回の訪問では、公式サイトの情報だけでは見えてこない深い理念をお伺いするとともに、私たちが展開しているプログラムも体験していただきました。大変共感したポイントをレポートとしてお届けします。
1. 「はたらく」を見据えたソーシャル&キャリアスキルと地域連携
アットスクール様では、丁寧なマンツーマンの個別指導や家庭教師、不登校のお子さんの安心の居場所となるフリースクール「A-COLORS」の運営など、多様な学びの場を提供されています。
その中で特に印象的だったのが、カリキュラムの中に組み込まれている「ソーシャルスキル」や「キャリアスキル」の重要性です。 単なる学力向上にとどまらず、地域と強く連携しながら企業見学や職業体験の場を提供する『はたらく準備ラボ』を通じて、具体的な「就労への準備」に力を入れられています。
鈴木代表の、「きちんとした支援を受ければ、発達特性のあるの人でも、社会の一員として自立し、納税者になれる」という力強い言葉には、子どもたちの未来の可能性を信じる深い教育理念が詰まっていました。


2. 鈴木代表に「ダイエク(発達障害疑似体験)」を体験いただきました!

今回の訪問では、鈴木代表に私たちの提供する「ダイエク(発達障害疑似体験プログラム)」を実際に体験していただきました。
ダイエクは「1時間という短時間で、誰でも気軽に特性を体感できる」のが特徴のプログラムです。 体験を終えた鈴木代表からも、「この気軽さは素晴らしい。ぜひアットスクールの保護者向けにもやってみたい!」と、大変嬉しい言葉をいただきました。
子どもたちの「生きづらさ」や「見え方・聞こえ方の違い」を大人が感覚として理解することは、適切な「環境調整」への第一歩になります。今後、保護者の皆様に向けた体験の機会を、アットスクール様と一緒に形にしていけたらと考えています。
3. 一人ひとりに寄り添う、柔軟で専門的なトータルサポート
個別指導の現場では、20代から80代までという非常に幅広い年齢層の講師陣が活躍されており、各ご家庭のニーズや子どもたちの特性に合わせたベストなマッチングを大切にされています。
また、家庭・学校・医療が三位一体となったアットスクール様ならではの強みも、お話の中で深く実感しました。
- 個別学習・行動支援計画(ISSP)の作成と学校共有: 独自の計画書を作成し、それを学校とも共有することで、教育現場とのシームレスな連携を図っています。
- 医療機関との密な連携: 必要に応じて医療機関を適宜紹介できる体制を整えられており、医学的な観点も交えた最適なアプローチを模索されています。
民間スクールだからこそできる、制度の枠にとらわれない柔軟でスピーディーな対応が、多くの方に支持される理由なのだと改めて感銘を受けました。
訪問を終えて
弊団体も、日頃から「環境調整」や「インクルーシブな社会インフラ」の大切さを専門としていますが、アットスクール様の「地域全体で子どもたちを育て、社会へつなぐ」という実践的な取り組みには、多くの共通点と学ぶべき点がありました。
鈴木代表、お忙しい中、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました!




