5月24日(日)、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)にて開催された「ウェルカムデー2026」にADDS独自プログラムの発達障害疑似体験『ダイエク』を出展いたしました!当日はお天気にも恵まれ、キャンパスは多くの地域の方々や子どもたちで賑わっていました。

ADDSにとっては、今回のイベントが滋賀での本格的な活動スタートとなります。当日は「セミナー」と「体験ブース」の2拠点を展開し、非常に充実した一日となりました。


📊 延べ281名が体験!大盛況となったブースとセミナー
当日は予想を大きく上回るたくさんの方々にお越しいただきました。
- セミナー参加者: 35名(満員御礼)
- 体験ブース参加者: 246名
アンケート結果 (有効回答数 54)
- 満足度:98%(大変満足・満足の合計)
- 発達障害(特性)への理解が深まったか:98%(大変深まった・深まったの合計)
👓発達障害疑似体験セミナー(ADDS共同代表 熊仁美 登壇)
セミナーには、当事者のご家族をはじめ、医療・福祉関係者、自治体関係者、議員の方など、多様な立場の方々にご参加いただきました。
アンケートより抜粋
- 「自閉症の子供が見える世界や音、指の感覚がよく分かった。何故できないのかと問いただすのではなく、具体的にどう言えば理解できるのかを考えて工夫して対応したい」(当事者のご家族)
- 「特性は変えられないけれど、環境は変えられるということをたくさんの人に知ってもらいたい」(当事者のご家族)
- 「教育現場や保育現場の環境を整えることや、こどもたちに関わる人の理解の重要性を改めて感じた。今後の(議会での)提言に活かしていきたい」(市議会議員)
- 「相手に原因を求めるのではなく、まずは自分にできることはないか(環境整備など)を考えたいと思った」(一般参加者)





🤝 行政・地域の皆さまのご視察・ご体験
セミナーには、草津市の橋川市長をはじめ、藤田教育長、発達支援センターの薮田所長や倉田所長補佐、こども若者部の山本部長・山田副部長・井上副部長や職員の皆さま、そして田中しおり市議会議員など、地域の療育・発達支援を支える行政・関係者の皆さまにも多数視察にお越しいただき、ご体験していただけました。
市長ご自身もその場で疑似体験を行い、視覚の制限による文字の読みにくさや、手先の不自由さ、環境音の拾いづらさを身をもって実感したと述べ、それぞれの発達特性に合わせた環境整備の重要性を改めて強調されました。
草津市における現状の相談支援や学校・保育園での特別支援に触れつつ、教育長をはじめとする教育・保育の現場に携わる人々がこうした疑似体験を通じてさらに理解を深め、より良い環境づくりに取り組む必要性を提示。
最後に、「具体的に行動を起こすことが大切」と参加者へ呼びかけ、ともにインクルーシブな社会をつくっていこうという力強いメッセージでスピーチを締めくくられました。





🧩はじめての感覚体験ブース:子どもから専門職まで驚きと納得の声
体験ブースでは、子どもから大人、そして日々現場で子どもたちと接している保育士や支援員の方まで、本当に多くの方に「ダイエク」を体験していただきました。
アンケートより抜粋
- 「普段からずっとラジオを聴いているように聴こえていると聞いたことがあり、想像できなかったが、実際に体験してみて『なるほどな』と思った。まわりで困っている子がいたら配慮できる一人になりたい」(保護者)
- 「行動障害の支援員を10年していますが、研修でもこうした体験はあまりない。全国の小中学校などでもやってほしいと思う」(支援員)
- 「私は保育士ですが、これまでの声掛けが不適切だったなと反省した。どうすることで相手により伝わりやすい状態を作れるかを学べた」(保育士・専門職)
- 「色々な感覚のいる人がいることに気がついた」(小学生)






💛ダイエクフレンドカード
本プログラムをご体験ただいた方には、「ダイエクフレンドカード」をお配りしていたのですが、ありがたいことに用意していた200枚がすべてなくなってしまうという嬉しい事態に。急遽、会場で増刷対応を行うほどの大盛況となりました。



直接多くの皆さまとふれあい、子どもたちの笑顔や保護者の皆さまの声に触れることができ、スタッフ一同大変励みになりました。
🧸 地元中学生ボランティアが運営!大活躍だったキッズスペース
今回のイベントでは、保護者の皆さまが安心してセミナーや体験に参加できるようキッズスペースを設置しました。このスペースを運営してくれたのは、本イベントの趣旨に賛同してくださった中学生3年生のボランティア3名です!
子どもたちの目線に立って優しく、丁寧に寄り添ってくれた中学生たちの存在は、来場された保護者の皆さまにとっても非常に心強いものとなりました。アンケートでも、その素晴らしい対応に感動の声が寄せられています。
- 「集団が苦手な子に個別に寄り添ってくれた中学生のボランティアさん、ありがとうございました。セミナーの間、息子がレゴを頑張っていたこととか教えてくれて、保育士では?って思うような対応ですごかったです。」(保護者)
地域の未来を担う若い世代が、こうして自然に子どもたちのサポートに入り、活躍してくれたことは、ADDSにとっても非常に嬉しく、これからの地域づくりの大きな希望となる一幕でした。

🌱今後の展望:草津から広がる、新しいインクルーシブの輪
今回の出展を通じて、橋川市長をはじめ、発達支援センターの皆様および草津市の皆様の温かいコミュニティの力と、発達支援に対する意識の高さを改めて実感しました。

最後になりますが、ご参加いただいた橋川市長及び自治体職員の皆様、発達支援センター職員の皆様、ご関心をいただきご参加いただけました来場者の皆様、ボランティア参加してくださったい方々、多大なるご協力をいただい本イベント事務局の皆様、そして事前告知にご協力いただいた学生センターやサービスラーニングセンターの皆様に心より感謝申し上げます。
ADDSはこれからも、科学的根拠に基づいた支援と、地域社会との対話を通じ、誰もが自分らしく成長し、共に歩める社会の実現を目指してまいります。



